LoL観戦記

自分が見返せるようにまとめています。

Great Trump Wall (タリアの話)

春以来です。

 

SSG vs LZ の試合でpickされたタリアさん。

こやつがpickされる理由はいくつかありますが、インパクトが大きいのはUltのウィーバーウォール

https://loljp-wiki.tk/wiki/?plugin=attach&refer=Champion%2FTaliyah&openfile=Taliyah_Weaver%27s_Wall.png

Active: 1秒の詠唱後、指定方向に向けて螺旋状の岩でできた壁を発生させる。詠唱中に再度使用すると、壁の先端に乗って発生とともに移動する。途中でDMを受けるか行動すると、指定方向に降りる。発生終了後に再使用することで、壁を破壊できる。発生時に壁の上にいたユニットにはKnock Asideを与える。

 

(from LoLjp wiki)

 

このウィーバーウォールによってサイドレーンへの影響力がかなり増します。

他のスキルのミニオン処理能力もあり、いかに他のレーンに影響できるかが左右されるタイプのキャラクターです。

 

それぞれのチームに1回ずつpickされたタリアさんの動きを見てみましょう。

 

SSG vs LZ Game 2

Longzhu Gaming vs Samsung | Game 2 Quarter Finals S7 LoL Worlds 2017 | LZ vs SSG G2 - YouTube ← 動画はこちら。重たいのでURL表示です。時間表示はこの動画の再生時間

https://pbs.twimg.com/media/DMfbVJcVQAAS2PI.jpg:large

pickはこちら。シェンとタリアがいるのでサイドレーンへの影響力がすごいです。

LZ の ADC がヴァルスという点もあり、キャリーを守るのにとても苦労しそうな構成。LZ はできるだけ試合時間を長くして粘りたいところですが・・・

 

13 分~

タリアとセジュアニが bot レーンにRoamします。

ゲーム内時間8:30でこのbotへのRoamを成功させ、1stタワーを取ることに成功しています。

今のメタはハイパーキャリーADCが育つかどうかが非常に重要なので、このbotレーンへのタワーダイブはレーン戦を有利な形で終わらせるものとなりました。

その後も

オリアナだけを孤立させたり (21:00~)

オブジェクト周りの集団戦を有利にするためにUltを使っています(23:15~)。

バロンへの通路を遮断 (28:00~)

f:id:aple0102:20171019221456p:plain

試合はこのままSSGが有利を広げて勝利しました。

 

一方3試合目

Longzhu Gaming vs Samsung | Game 3 Quarter Finals S7 LoL Worlds 2017 | LZ vs SSG G3 - YouTube

Pick はこちら。タリアに対してリサンドラが出てきました。タリアのPush→Roam

コンボのPushレースでタリアの負けません。

実際この試合ではタリアが押し込まれるシーンが多く、ジャングルのセジュアニもbotレーンジャングルへのInvadeへの時間を多く割いてました。

13:00~



同じくゲーム内時間8分ほどの画面ですが、タリアはサイドレーンにいくほどのUltを使えていません(ここではノーキルで終わる、それがめっちゃすごいが)。

その後も先にサイドレーンでアクションを仕掛けるSSGにタリアは全く干渉できません(24:30~)。

 

 

 

このように、自分のキャラ、チームの強みを活かしきることができるかどうがが別れる展開の2試合でした。

タリアは今大会では見かけることが多いチャンピオンの1人なので、選ばれた際は是非サイドレーンへの影響力をチェックしてみてください。

Draftのmind game -FNC vs VIT-

大迷宮バハムートからの脱出に向けて大迷宮バハムートをやっているので初投稿です。

 

Draftの序盤にpickされるchampには、OPチャンプやカウンターがいないといった要素の他に、複数レーンにいける -flex pick-できるchampが好まれます。

これには、相手にこちらの狙いを絞らせないといった効果があり、実況ではしばしば心理戦 -mind game-として取り上げられています。

先日行われた FNC vs VIT の試合では、flex pick による心理戦が繰り広げられていました。

 

試合の動画

Draftは7:35~


FNC vs VIT, Game 1 - EU LCS 2017 Spring - Fnatic vs Vitality G1

 

FNC は Jayce、Ivern、Syndraを、VITはいつもの3体Renger、Camille、LeBlancをbanします。

 

FNC側の1st pick は Varusでした。長射程champであり、ultによるengageも得意です。昨シーズンではmid運用がメインでしたが、今シーズンではADCとしての運用がほとんどです。

対する VITは Shen、Kha'Zixをpick。どちらも7.2パッチで強いです。

続いて FNC は LeeSin、Miss Fortuneをpick。MFは昨シーズン末からsupportとしてpickされることがほとんどです。今強いsupportであるZyra、Malzaharに対してcounterと言われており、その2champのpickに対してプレッシャーをかけている形です。

VITはJhinをpick。射程が長いADCとしてVarusと同じくらい人気。

 

FNC側の残りはtopとmid、VIT側の残りはtopとsupとなり、それに対応したbanを行ないます。

VITは Ryze、Oriannaを、FNCはThamKenchとCorkiをbanします。

 

VITは2nd phaseはじめにCassiopeiaをpick。これでmid運用するchampはかなり限られるような形になりましたが・・・

続く FNCは GangPlankとZyraをpick。Varusをmidに、MFをADCに回すことにします。

これによりFNCは集団戦につよいSiege構成となりました(と、実況の人が言ってました)。

また、個人的にはZyraが入ったことにより相手からのengageをいなす手段を多く手に入れていると思います。

lastにsupport MalzaharをpickしてDraftは終了。いざ試合となります。

結果は・・・ぜひ動画で!

 

感想

プロの試合で見られるDraftは個人的にかなり好きです。

プレーヤー個々人のスキルに依存せず、チーム全体としてどうまとめるかを考えているのが結構楽しかったりします。

こういうことが話せる人が増えたらな・・・!

 

Draft 3大banチャンプをどうするか?

試合が多すぎて書く気がなくなってたので初投稿です。

 

各地でLoLの大会が始まり全く追いきれないですが、Patch 7.1、7.2環境でのban筆頭チャンプは

・LeBlanc

・Renger

・Camille

となっています。

これらのチャンプは先手を取れないRed Sideではほぼ確実にbanされています。

ですが、ここにきてそれぞれのチャンプに対策が取れるようになったのか、Red Sideのbanを変えてくるチームがでてきました。

 

方法はかなり単純で、上記3チャンプを全くbanしないというものです。

この方法を取ることで、Blue Sideがbanしない限り上記3チャンプのうち2体をフリーに取れることになります。

 

ただし、上記3チャンプに対して有効に動けるような手段がないとボコボコにされます。(実際の試合ではBlue SideのCamilleに対してSingedやShenを当てたりしていました)

 

感想

最初に上記3チャンプをbanしない戦法を見たのがSKT vs MVPの試合だったのですが(下動画)、SKTがRyzeをピックしたのを見てKatarinaをbanしてました。

Top Ryzeを警戒したのかパニクったのか気になるところです。


SKT vs MVP Highlights Game 2 LCK Spring 2017 W3D3 SK Telecom T1 vs MVP

 

 

1/17 ハイライトまとめ (LCK)

いろいろ考えていたら更新を忘れていたので初投稿です。

 

試合のハイライトをまとめます。一昨日と昨日の分をまとめて4マッチ分の動画です。パッチは7.1です。

 

1/17 (Week1, Day1)

ROX vs KT (開幕戦)

Game 1


ROX vs KT Highlights Game 1 LCK Spring 2017 W1D1 ROX Tigers vs KT Rolster

Game2


ROX vs KT Highlights Game 2 LCK Spring 2017 W1D1 ROX Tigers vs KT Rolster

 

LZ vs SSG

Game 1


LZ vs SSG Highlights Game 1 LCK Spring 2017 W1D1 Longzhu vs Samsung Galaxy

Game 2


LZ vs SSG Highlights Game 2 LCK Spring 2017 W1D1 Longzhu vs Samsung Galaxy

Game 3


LZ vs SSG Highlights Game 3 LCK Spring 2017 W1D1 Longzhu vs Samsung Galaxy

 

感想

やっぱりカミールくんはつよいですね・・・

NA LCS 2017 出場チーム

ADアサシンをほとんど見なくなってしまったので初投稿です。

アサシンアップデートとはなんだったのか。

 

 

さて、微妙にチームが入れ替わったNA LCSのチームをまとめます。

新(?)チームが1つ、名義変更が1つです。

 

以下アルファベット順、メンバーはTop,Jungle,Mid,ADC,Supportの順番です。

 

1. Cloud 9 (C9)

Impact, Contractz, Jensen, Sneaky, Smoothie

 

2. Counter Logic Gaming (CLG)

Darshan, Xmithie, Huhi, Stixxay, aphromoo

 

3. Echo Fox (FOX)

Looper, Akaadian, Froggen, KEITH, Gate

 

4. FlyQuest (FLY) ← 旧Cloud 9 Challenger

Balls, Moon, Hai, Altec, LemonNation

 

5. Immortals (IMT)

Flame, Dardoch, Pobelter, Cody Sun, Olleh

 

6. Phoenix1 (P1)

zig, Inori, Ryu, Arrow, Adrian

 

7. Team Dignitas (DIG) ← Apex Gaming の枠を買収

Ssumday, Chaser, Keane, LOD, Xpecial

 

8. Team EnVyUs (nV)

Seraph, LirA, Ninja, Apollo, Hakuho

 

9. Team Liquid (TL)

Lourlo, Reignover, Goldenglue/Link, Piglet, Matt

 

10. Team SoloMid (TSM)

Hauntzer, Svenskeren, Bjergsen, WildTurtle, Biofrost

 

以上の10チームになります。

また、大会概要ですが、2016 summerと同じくBO3制となっています。

 

感想

LoLの大会を見るようになったきっかけがC9 (特にHai) だったので、FlyQuestにはぜひ頑張ってほしいと思います。

韓国からの選手の流入が多くなっています。DIGあたりはいい順位までいってもよさそうな気がします。

 

2017シーズンDraft変更点

ARAMでモルガナを引いたのにキーストーンを戦いの律動にしたので初投稿です。

 

 

今年の大会からDraftのban枠が6体(各チーム3体)から10体(各チーム5体)に変更されました。

増えたbanはDraftの途中に登場します。

 

実際のドラフトの順番は以下のように行われます。

Team A vs Team B (文字色はside)

 

Ban phase 1

Team AⅠ → Team BⅠ Team AⅡ → Team BⅡ → Team AⅢ →Team BⅢ

Pick phase 1

Team A1 Team B1,B2Team A2,A3Team B3

Ban phase 2

Team BⅣTeam AⅣTeam BⅤTeam AⅤ

Pick phase 2

Team B4Team A4,A5Team B5

 

red sideでは1体を選ぶ機会が以前より増える形となります。

 

感想

1ファンとしては見られるチャンプの種類が増えて嬉しいですが、プレイヤーとしてはかなり難しい選択が多くなりそうです。

opチャンプ+ターゲットbanなんかされるとだいぶしんどい選手がでてきそうです・・・

 

EU LCS 2017 spring season 概要

大会が始まる前にブログを始めようと思ったのに EU CS がはじまっていたので初投稿です。

 

さて、世界中で行われているLoLの地域大会ですが、まだまだ発展途中のため開催概要の変更が多くあります。

 

今回はEUで行われる EU LCS Spring の大会概要をまとめます。

 

↓公式の紹介動画


EU LCS 2017 Explained: Groups & Format

 

主な変更点について

 

1) 試合回数

2016 summer seasonから採用されていたBO2フォーマットからBO3フォーマットに変更になりました。

 

2) グループ制の導入

中国の大会LPLと同様に2グループ制となりました。

グループは2016 summer seasonの上位2チームによるチームの押し付け合いで決まりました。

 

グループA

G2 Esports(G2)

Fnatic(FNC)

Misfits(MIS)

Giants Gaming(GIA)

Team ROCCAT(ROC)

 

グループB

H2k-Gaming(H2K)

Splyce(SPY)

Team Vitality(VIT)

Unicorns Of Love(UOL)

Origen(OG)

 

3) 大会日程

LCSは10週に渡って試合が行われますが、グループ制の導入に伴い全チームとの対戦回数が一定ではなくなりました。

 

1~3週目

各グループ内で総当り戦

4~7週目

もう一方のグループと1回ずつ対戦

8~10週目

再び各グループ内で総当たり戦

 

以上が主な変更点になります。

 

感想

EU LCSの開幕まで残り1週間になったので慌てて初めての記事作成です。

ドラフト制の変更(いつか書く)と合わさってBO3制はかなり面白くなりそうです。